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津山中学校7期生×JOSAI新聞

岡山県北地域の学生×いーなかえーる

城西浪漫館

目次

岡山県北地域の学生とのコラボ企画!

いーなかえーるでは、これからの地域を担うこどもたちにとって、「岡山県北地域が帰りたい故郷」になるように、学生のときから地域の “もの” や “こと” にふれる機会をつくっていければとの思いで学生とコラボ企画をおこなっています。

 

今回の記事は、 令和3年度の津山中学校1年生(第7期生)とコラボ。この記事は、課外授業「職場インタビュー」で津山市の城西浪漫館を訪れた際のものです。学生自ら取材・写真撮影や執筆、さらには校内に掲示する新聞も作成しました。ぜひ最後までご覧ください。

城西浪漫館について

 

城西浪漫館(中島病院旧本館)は市重要文化財の津山洋学資料館を手掛けた池田豊太郎さんの代表作の一つで、屋根や窓に細かな装飾がなされていて、まさに大正時代のものです。

 

平成22年9月に国の登録有形文化財に登録されてからは、大正ロマン漂う建物として多くの人々に親しまれています。平成20年に建物が津山市に寄贈され、官民協働のモデル事業として「残す」から「活かす」という共通認識のもと、地域の情報発信施設として活用されています。

 

旧本館を歴史的建造物として保存し、広く近代化遺産に親しむことができる場所を提供されています。婚活イベントや城西おかげめぐりなどのイベントを行い、町を活性化させるために活動しているそうです。

 

大正6年(1917)に建築された国の登録文化財 城西浪漫館 外観

 

城西浪漫館の歴史・開業ストーリー

大正6年(1917)に中島病院旧本館が完成しました。津山市でもっとも古い病院建築物です。中島病院旧本館は昭和50年まで診察につかわれていて、1階には、診察室・待合室・処理室・検査室など、2階には、応接室と病室がありました。

 

中島病院をつくった中島琢之先生像

 

中島病院をつくった中島琢之は医師である父、中島大次郎の後継者として津山に帰ってきた。病院には列をなすほど患者さんが詰めかけたが、東京に行くことの意思を知人に知らせました。これを聞いて、「せっかくの名医を失っては大変」と、妹尾銀行の銀行員発案で約5万3千円を借金し、旧本館は完成しました。

 

2008年11月(平成20年)、大正時代の建造物として城西浪漫館を津山市におくりました。2020年12月23日重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。重要伝統的建造物群保存地区とは伝統的な建造物で価値が高いもの、一体となっていて価値が高いものの環境を保存するための地区です。

 

働く原動力と理由

地域は例えるとクラスのようなかんじで慣れてないうちは馴染みがあまりないけれど、慣れていったり、同じ目的を持って活動しながら関わりあっていったりすると一体感がうまれ地域の人たちの繋がりが出来ていくのが目に見えて良いと牧原さんおっしゃっていました。

 

つまり城西地区で働く人々は地域に住んでいる人たちの元気になっていく姿を見ることが働く原動力となっていると考えられます。また、「助かる」「来て良かった」という言葉を聞くことも働くことの原動力になっているそうです。

 

働く原動力と理由についてお話しされる牧原さん

 

なぜ他にも人と関われる場所はあるのに城西浪漫館を仕事の場としているのか疑問に思い質問をしたところ、自分の子や孫の代によりよい生活が営める、まちが活気づくと考えると頑張れたり自分を必要とされていたりとやりがいがあるため城西浪漫館で働いているそうです。また、自分の生活ではなく、地域のためになっている、歳を重ねても、自分の活躍できる場があるといったことも城西地区で働いている理由だそうです。

城西浪漫館があることによってどんな良いことがあるか

城西浪漫館があることによってどんな影響があるのかについて質問してみたところ、地域の自慢となる、と仰っていました。城西浪漫館は昔の人たちの思いが形になって残っているそうです。城西浪漫館は中島病院旧本館ということもあり、病院の院長の自慢でもあるそうです。自慢、というのは、城西浪漫館があることで地域の活性化となったり、地域のみんなの願いを聞きやすくなったり、みんなの元気につながると思うと仰っていました。

 

その自慢も含めて良さを活動で伝えていきたいと言う課題がある、ということがわかりました。ちなみに、城西地区は2020年12月に重伝建地区に選定されたということがあり、利点として条例に優遇されることを上げていました。担当の牧原さんや城西地区で働く人たちはいくつになっても人のために働ける地域にすることが働けるということだそうです。城西地区だけでなく自分の住んでいる地域、他の地域にも興味が湧いてきました。

 

病院の院長の自慢でもある内装

地域を盛り上げるための工夫

城西まちづくり協議会さんの地域を盛り上げる工夫は組織と事業にあります。

まず1つ目にまちづくり部会という会があります。まちづくり部会さんのおもな活動内容は、旧出雲街道沿線の賑わい創出・城西おかげめぐり・野菜と魚の市などがあります。これらの行事は地域全体を巻き込む活動を行っていて町を元気にするのが目的です。

 

2つ目に福祉部会があります。福祉部会さんは子育てサロン「さくらんぼ」・学習支援事業「まちばの寺子屋」・生活支援事業「おたすけ隊」・城西☆ふれ愛広場など、子供からお年寄りまで利用でき、三世代で楽しめるようなイベントや活動をされていて、福祉の活動がメインになっています。

 

3つ目に防災防犯部会があります。防災防犯部会さんは、城西地区防災訓練・地域防災計画などの活動をされていて、地域の人に自分たちで防災について考えてもらうことが目的です。

このように地域全体を取り巻く活動を行うことで地域を盛り上げています。

地域を盛り上げるためにこころがけておられることは常にアンテナを張り、地域で活躍することのできる人材をキャッチすることだそうです。自分たちなりの主な理由はこれから先の将来を担っていくのは若者です。だからこの先も地域活性化し続けるためにも新たな人材確保というのはとても重要になるからであると考えました。

働くうえでの課題

城西まちづくり協議会の皆さんが活動する上での課題は高齢化が進んでいることだそうです。城西地区の高齢化率は約37.5%、全国平均が27.7%ということから城西地区の人々は昔ながらの人々が多いと言えます。

 

なぜ高齢化が問題なのかと言うと、やりたいことがあったとしても実現することが難しい、SNSをやってないので情報の伝達が素早くできないということが挙げられます。それに加え、活動のマンネリ化が起こることで新鮮感がなくなるといった、課題がたくさん見受けられました。これを聞いて、私は高齢化が進むことでのデメリットを知らなかったのでわからなかったけど知ることで自分にもできることがないかと考えさせられました。ちなみに地域で働くことについての思いを質問したところ地域のみんなと交流できることが嬉しいと仰っていました。

 

 

 

中学生の課題について・解決策

中学生の課題 「地域のことを知らなすぎる」

最近の中学生の課題とはという質問の答えは「今の中学生は地域のことを知らなすぎる」という回答でした。確かに今地域でどんな活動をしているのか考えるとほとんど思いつきませんでした。自分もあまり地域のことについて知らないと痛感しました。そこでこの課題の解決策について考えました。いくつかに分けて紹介します。

 

自分たちにできること
①自分たちが地域に貢献できること、どんなことをすれば良いかについて考える
例えば活動のマンネリ化でいうと私達のような若者が作州民芸館や城西浪漫館などの公共施設に若者の立場から意見を出し、考えを伝えることで地域活性化につなげられると考えたため解決策になると思いました。

 

②自分の地域の行事に参加する
若い人はほとんど行事に参加しないので地域活性化があまり見込めません。だから私たちのような若者が地域行事に参加することで地域活性化につながると考えたのでこの意見をあげました。また地域活性化のキーになるのは若者の存在です。だから若者の参加は必要不可欠です。

 

③行ったことのない場所に行ってみる
行ったことのない場所に行くことで地域のまだ知らないことや新たな地域の課題など、発見や気づきがある可能性があるのでこの意見をあげました。

 

公共施設の方たちにしていただきたいこと
①講演会を開く
講演会を行うことで多くの人に地域について考えてもらうきっかけになると考えたためこの意見になりました。例えば何かものを好きになる、または興味を持つときには何かしらのきっかけがあるはずです。だから講演会がそのきっかけになればいいと考えたためこの意見を出しました。

 

②若い人が興味を持てるようなイベントを開く
上記でもあげたように地域活性化に重要なのは若者です。だから若者が活躍できる場を設けるという意味ではとても実用的です。だからこの意見をあげました。

 

③新しい行事を行う
地域の行事として有名なのは豊作祈願に行うダンジリなどがあります。しかし私たちにとっては毎年毎年同じことの繰り返しという印象が強く、飽きてしまうということがありがちです。だからそのほかにも地域全体を巻き込んだイベントを行うことで、若者の参加が見込めると考えたのでこの意見をあげました。

 

まとめ
現中学生の意見としては、解決策にあるようなことが現実になれば自分たちも含めた多くの人が地域おこしに参加してくれると思いました。なぜなら、普段から地域住民は地域について考えるということをあまりしないので、思い切った活動をしないと地域について考えてもらえないとかんじたからです。これは自分たちにも当てはまることで、今回のフィールドワークを通して改めて実感することが出来ました。しかし、現実はそう甘いものではなく、上のような活動を行ったところで地域活性化につながるとは限りません。だからこそ僕らのような若者(中学生)が率先してまちづくりに貢献するべきであると考えました。

 

 

編集後記

地域で働く人の考え方や思いが伝わった!

 

私はなぜ他にも沢山働く場所はあるのに地域で働くという選択をしたのかが気になっていました。その答えとして地域の人達から元気をもらえるから、子どもたちの生活がしやすくなってほしいからということが挙げられました。私も将来、人と関われることのできる仕事に就きたいと思っているので、働く理由として地域の人達から元気をもらえるからという理由に深く共感することができました。それとともに、今の中学生は自分たちの地域のことが全然わかっていない、わかろうとしていない、ということがわかりました。確かに私は自分の地域のことをあまりよく知りません。地域の人達は若者の意見を必要にしていると仰っていたので何かまた地域に関わるようなことがあったら積極的に発言していこうと思いました。インタビューをすることにより、自分たちの知らないことがしれたり、記事を書くことで、更にそれを深めることができました。

 

 

校内掲示新聞『JOSAI新聞』

 

取材・写真撮影・執筆 津山中学校7期生

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