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津山中学校7期生×地域新聞

岡山県北地域の学生×いーなかえーる

地域づくり推進会

岡山県北地域の学生とのコラボ企画!

いーなかえーるでは、これからの地域を担うこどもたちにとって、「岡山県北地域が帰りたい故郷」になるように、学生のときから地域の “もの” や “こと” にふれる機会をつくっていければとの思いで学生とコラボ企画をおこなっています。

 

今回の記事は、 令和3年度の津山中学校1年生(第7期生)とコラボ。この記事は、課外授業「職場インタビュー」で津山市の地域づくり推進室を訪れた際のものです。学生自ら取材・写真撮影や執筆、さらには校内に掲示する新聞も作成しました。ぜひ最後までご覧ください。

目次

地域づくり推進室のQ&A〜!

 

ということでね。急に始まりました質問コーナー。ここでは皆さんがとても気になっているであろう地域づくり推進室の質疑応答をまとめました。それではどうぞ!

 

Q1.中山間地域で働くことの利点ってなんですか?

A.都会ではめったに見られない星空があったり、水・食べ物が新鮮だったりと、賑わっていることです。

 

Q2.市役所に入ろうと思ったきっかけはなんですか?

A.わくわくするような仕事が沢山あったからです。あと、地域をより良くしようと思ったからですね。

 

Q3.市民と共に活動していくことの良さって?

A.人間は一人で生活することは難しいんです。皆で助け合うことの大切さと喜びを学べることが、市民活動の良さですね。

 

Q4.職場の雰囲気はどんな感じですか?

A.とても良いですよ。あと、皆から頼られるとすごい嬉しいんですよね。それがやりがいと言っても過言じゃないです。

 

今回のフィールドワークで中山間地域ならではの活動や良さを沢山知ることができました。これからも、地域のために貢献できるよう頑張りたいです。

ボランティアや市民活動

〜楽しくlet’sコミュニケーション!〜

地域づくり推進室では毎月「いきいき通信」というものが発行されています。皆さんも見たことがあるでしょうか?「いきいき通信」では、地域づくり活動や相談内容について掲載されています。

 

ボランティアは「お互い様」だと思い「支え合い」ながら防災活動をしているそうです。自分さえ良ければ・・・と思うのは厳禁です。一人ひとりが支え合いの心を持つことが大事だと私は思います。市民活動では生活を良くしていこうというところで、なるべくお金をかけずに大きな目標をたてて地域をより良くするために、活動を行っています。10月24日に行われた芋掘り交流会では約100人もの人が参加したそうです。皆さんも地域に貢献できるよう、たくさんのボランティア活動や市民活動に参加してみてはいかがでしょうか。きっと多くの人とコミュニケーションが取れていい経験になると思います!

「湯浅さんから聞いた!地域づくりのヒント集」

ここでは、地域づくり推進室にインタビューをして分かった、私たちが思う地域づくりのヒントをまとめてみました。

 

1…私は人材ではなく人だと思うんです

リーダーに必要な能力は人財の能力を引き出す「引力」。それができる人こそが真のリーダー。湯浅さんは、「皆を引っ張っていけるリーダーもいいけど、個々の能力を引き出せるリーダーもいいよね。」とおっしゃっていました。僕もそんな人にあこがれるなぁと思うので、将来、そんな人になれるよう、頑張っていきたいです。

 

2…働くとは何か。私はのために動く事だと思います。そう思って仕事をしています。

僕は、お金のために働くものと思っていたから、湯浅さんの考え方はすごいなぁと思いました。確かに字をよく見てみたら「人偏に動く」ですよね。

 

3…僕たちが働いている市役所とは、民のに立つ人がいるだと思います。

よく考えてみたら僕たちがこの町で安心・安全かつ楽しく、快適に過ごせているのは周りのいろんな仕事の人に支えてもらっているからなんです!そして「市役所」には様々な部署があり、僕たちの知らない多くの場所で活躍しています。この話を聞いて、僕も人の役に立てるように頑張っていきたいと改めて感じました。

 

紹介したのは3つだけですが、その他にもたくさんのことをこのインタビューで学びました。このフィールドワークで、地元津山でも知らないことが多くあるなぁと実感しました。だからこそ、様々なイベントや企画をしている津山の魅力をもっと知って、少しでも発信していきたいと思いました。

地域の人にその地域の魅力を発信する方法

皆さんは、地域の人にその地域の魅力を伝えるとしたらどんな発信で伝えますか?ここでは私達6班が考えた方法を紹介します。

 

まず考えた案は「SNS」です。具体的にはSNSを使い、美しい自然の風景や有名な郷土料理の写真などを発信するという取り組みです。これは若い人達に興味を持ってもらうという狙いがあります。

 

次に考えた案は「地域でイベントを開催する」です。具体的には地域でゲーム大会(ゲームはすごろくで内容はその地域のこと)を開いたり、折り紙教室を開くという取り組みです。これには老若男女問わず誰でも楽しんで遊べるという利点があり、すごろくをすることで住んでいる地域のことを知ってもらうという狙いがあります。

 

考えることもですが、皆が考えた様々な案を聞くのがこんな方法もあるんだと知れて、楽しかったです。皆さんも是非、地域の魅力、発信の仕方について考え、自分なりの方法で発信してみてください。

地域づくり推進室湯浅さんと和田さんからの課題

頂いた課題:どんなものがあれば地域について考えられますか?

 

私は、この課題について「地域について知ることができ、さらに楽しい活動が出来れば良い」と考えます。例えば、上記で示したように、マスに地域について書かれたすごろくをするなどです。すごろくなら、子どもからお年寄りまで遊ぶことができます。他にも、地域にまつわるクイズや賞品もあるとやる気も出ますし、地域について関心が持てると思います。さらに私は、これらのようなきっかけに加え、関心を持ってくれた人に向けてのウェブサイトがあれば良いと思います。これがあれば、深く地域の良さについて知ることができ、課題に対しても考えてくれるかもしれません。そしてこの考えてくれた人がこの先の中山間地域を救ってくれると思います。また、今回のインタビューを受け、このようなことを少しずつ考え、行っていきたいと思いました。

地域おこし協力隊

私達はフィールドワークで地域おこし協力隊に行ってきました。ここでは私達が聞いてきたことを紹介します。

 

 

 

地域おこし協力隊に入ろうと思ったきっかけは?

土山さんは30年前にはテレビ局で働いていました。ではなぜ津山の地域おこし協力隊に入ることになったのでしょう?

 

土山さんはテレビの企画で地域おこしのことについて知ったそうです。そして、昔の生活は便利ではなくても今より暮らしが豊かでもっと美しかったということを感じ、テレビ局をやめて別の地域で町おこし関係の会社を設立しました。でも、その会社は5年でたたむことになってしまい、まだやり残した感じがあって、今までの経験をいかして津山で地域おこしをしたいと思ったそうです。

 

また、人は人と関わらず生きていくことは難しい。仲間とともに生きる。仲間とともに生きるから、そこに喜びが生まれる。それが仕事になり、仕事が上手くいき喜んでもらえるとやりがいに繋がる。土山さんはこのように考えており、お金を稼ぐということを目的とするのではなく、皆と何かをやって喜んでもらえる仕事に就きたかったため、地域おこしをしようと思ったそうです。

 

私もいくらお金が稼げる仕事だからといって楽しくなければ続かないと思っているので、土山さんの意見に深く共感しました。また、昔の生活は今より豊かだったという考え方が私にはない考え方で、確かによく考えてみればそうかもしれないと新しい発見ができました。皆さんもこの機に一度、自分たちの暮らしについて改めて考え直してみてはどうでしょう?

日本全体で過疎化(少子高齢化)が進んでいる

皆さんは、日本全体で過疎化(少子高齢化)が進んでいることを知っていますか?

 

少子高齢化は女性が働くこと。家庭問題による離婚。価値観による未婚が多くなる。などが原因として考えられています。そうしたことにより、高齢化が進み始めています。そんな中、津山でも人口が約10万人以上でしたが近年約10万人をきってしまいました。ここでは城東地区の様子について紹介します。

 

城東地区は古い町並みを保存していくため、家が古く住みづらい町並みになっています。また、長年住み続けているお年寄りが多くなって高齢化が進んでいます。若者はデメリットばかり考え「そんな町には住んでいられない!」という理由で多くの人が郊外に住んでいます。そのため、城東地区は子供の数が少なくなり、高齢化が進んでしまっています。私はたくさんの観光客やってくると町にも活気があふれて、その町の特徴を活かして地域の魅力が増えていくのではないかと考えました。このような場所をできるだけなくせるよう、皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか?

「皆さん知ってますか?城東の楽しい活動!」

皆さんは津山の地域おこし協力隊が行っている行事・活動を知っていますか?たくさんの活動が行われている津山ですが、特に城東地区の活動3つをまとめてみました。

 

1つ目はコロナ禍で行っていた期間限定のイベント、1コイン弁当です‼上記で挙げたように城東地区は少子高齢化が進んでいて子供の数が少ないんです。そんな中、まずは高齢者の方々に元気になってもらおうと考えた企画です。さらに高齢者の、スーパーに行くのもコロナ禍で怖いという不安も解消しています。高齢者が外に出ることが少なくなってきた今、地元の飲食店に500円で販売できるお弁当を作ってもらい、城東屋敷で販売することで、高齢者の外出を促すと共に、コロナ禍で苦しんでいる飲食店を助けています。

 

2つ目はつやま町燈路です。皆さんも一度はあの城東のレトロな町並みを見たことがあると思います。その町並みを活かして地域おこしをしようと考えた企画です。地域の人の身近にある牛乳パックに絵を描いたり、切ったりして作品を作り、その中にキャンドルを入れて城東区全体に置いていくんです!夜、キラキラ輝く城東はとても幻想的です。この活動は子供から大人まで楽しんで活動でき、自分の作品が地域を明るくしているのでより地域を好きになってもらえます。そのため、1回の活動で約2700個ほど作成されました。僕は、地域が一丸となったら、2700個というとても大きな事ができるんだなぁと思いました。

 

3つ目は朝市です。朝市とは地域で、地域の人が朝、行う市場のことです。城東の朝市では岡山県立津山東高等学校や地元の豆腐店などが協力して、パウンドケーキやさまざまな豆製品、コーヒーやホットドッグなどを販売しています。朝からホッとする、地域の温かみを感じる企画ですよね。月に2回行われているらしいので僕も行ってみようと思いました。

 

このように、城東ではたくさんのイベントを地域おこし協力隊が行っていました。

 

地域おこし協力隊土山さんからの課題

頂いた課題:自分たちがこの先中山間地域に住むとしたら、私達は何ができるか?

 

私達なりに、何ができるか考えました。私たちはまず、中山間地域ではどんな生活になるのかを考えてみました。中山間地域には学校やスーパー、病院は近くにはなく、バスやタクシーがないだけでなく、道も狭いです。こんな中山間地域ですが、私はこれを解決するために、二つのことを考えました。

 

一つ目は、オンライン環境の充実です。理由は簡単で、学校のオンライン授業、病院のオンライン診察などが出来るようになるからです。コロナ禍でオンラインで行うことが多くなって来ているので期待が持てます。

 

二つ目は、小さい車や自転車、バイクを利用することです。これらを利用することで、道が狭いところでも移動できますし、自転車、バイクだとすれ違うことも容易です。

 

これらのことが実現出来れば、中山間地域に住んでいけるのではないでしょうか。

☆ミニコーナー☆

~私たちに出来ること~

 

地域のイベントに積極的に参加してみよう!

・イベントに参加することで、自分の住んでる地域の特色などの発見があるかもしれません!

 

地域の歴史資料館に行ってみる!

・自分の住んでる地域が意外にすごい所だったのかが分かるかもしれません!

 

地域の地図を見てみる!

・新しい疑問が生まれ、そこから考察していくことで興味がわいてくるかもしれません!

 

上の3つの事から取り組んでみて、地域を盛り上げる手助けをしてはいかがでしょうか!?

 

 

校内掲示新聞『地域新聞』

 

 

 

取材・写真撮影・執筆 津山中学校7期生

 

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