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津山中学校7期生×今も私はBSファイン

岡山県北地域の学生×いーなかえーる

加茂繊維株式会社

岡山県津山市野介代1650-1

岡山県北地域の学生とのコラボ企画!

いーなかえーるでは、これからの地域を担うこどもたちにとって、「岡山県北地域が帰りたい故郷」になるように、学生のときから地域の “もの” や “こと” にふれる機会をつくっていければとの思いで学生とコラボ企画をおこなっています。

 

今回の記事は、 令和3年度の津山中学校1年生(第7期生)とコラボ。この記事は、課外授業「職場インタビュー」で津山市の加茂繊維株式会社を訪れた際のものです。学生自ら取材・写真撮影や執筆、さらには校内に掲示する新聞も作成しました。ぜひ最後までご覧ください。

目次

「繊維のチカラで明日を変える。」研究開発型メーカー繊維株式会社 

加茂繊維株式会社は、「より心地よい暮らしを、世界に!を」テーマにした、研究開発型メーカーです。「BSファイン」という新機能素材を開発。大手企業と共に様々な商品を手掛けています。加茂繊維株式会社は、「科学」という「必ず勝てる」ビジネスで取り組んでいます。

 

日本一、世界一という高い目標を持ち、経営理念、経営信条を立てるなど、方向性をきっちり決めて仕事をしています。また、加茂繊維株式会社では社員教育も徹底して行っており、「人の成長=会社の成長」を大事にしています。

 

「林業」から「研究開発型企業」への軌跡

BSファインの力で世界一を目指す加茂繊維工業

 

1945年、現在の加茂繊維は「角野商店」として生まれました。最初は山林を生かした炭焼から始まりました。その後植林や造林を主にした「角野林業」となりました。

 

1973年、当時の取引先からグンゼ株式会社を紹介されました。グンゼ株式会社アパレル事業部の協力工場として現在の「加茂繊維」を創業しました。当時の日本の繊維産業の中でもトップ品質なグンゼ製品を一日1万枚製造する工場へと成長していきました。

 

日本を代表する品質を誇る企業から、様々なことを学び、「品質第一」が会社の文化として定着していきました。そして2000年、独自素材を開発できればと天然鉱石ブラックシリカに出会い素材開発に着手し、4年間の試作を経て独自素材「BSファイン」が誕生しました。

 

その後、岡山県、国の認定企業となり、“着る岩盤浴”BSファインとして独自素材をベースにした機能素材ブランドの展開がスタートします。全国の百貨店で催事を行ったり、海外のバンコク伊勢丹に出店し、暑い国にもニーズが有ることから、BSファインの可能性がさらに広がりました。

こんな人が働いています

販売促進部 山本さんが教えてくれました。

 

販売促進部の仕事は大きく3つに分けられます。

 

1つ目は、新規の仕事です。 新聞紙、広告、TV、ラジオ、DM、フォロー、折込チラシで  新規のお客様を呼び寄せます。→①

 

2つ目は、既存の仕事です。 既存のお客様に①のようなものを届けます。

 

3つ目は、WEBの仕事です。 BSファインの効果に近い検索履歴に合わせて広告を作ります。そして、新規のお客様を招いています。

 

この販売促進部ではカタログを作っていて、制作には半年かかります。他にもCMを流しており、CM制作には1年前から準備し、3ヶ月程度かかります。そしてカタログでは、お客様に気を引いてもらうためにビジュアルや見出しを大切にしています。

 

原動力 お客様に反応をもらったときや買っていただいたとき。

 

 

製造部 角野さんが教えてくれました。
製造部の仕事
は…ブラックシリカという天然鉱石からBSファインという新・機能素材を作っています。また、カタログの7割を作成し、色々な企業とコラボも行っています。例えば、BSファイン×米ぬか繊維などです。

 

原動力 お客様から声を頂いたとき。
こだわり 無縫製

 

 

環境整備のすることは…
仕事をしやすくするための環境を作る。そして、生産&品質のUPを目指しています。また、フォルダを簡潔にする為、20個以下にするなど工夫しています。

原動力 仕事がしやすくなったと感じるとき。
こだわり 無駄を少しでもなくす。

 



オペレーター(コミュニケーションセンター) 河本さんが教えてくれました。


オペレーター(コミュニケーションセンター)
のすることは…通信販売やお客様とのコミュニケーション、お悩み相談です。

 

原動力 お客様に喜んでいただくこと。全国からお客様が来店していただくこと。

こだわり お客様に寄り添って相談にのること。

 

これらの仕事をこなす社員が働いています。

 

加茂繊維の社会貢献

加茂繊維は、多様な方法で社会や地域に貢献しています。社員を成長させることは会社の成長と考えていて、お金のためではなく人のため、社会のためになるように考えているとおっしゃっていました。

 

加茂繊維は、繊維の力で社会の課題を解決するなどのことをして社会貢献をしています。人を冷えから守るのもその一つです。冷えは病気のもとで冷えを放置することで、身体へのダメージが蓄積され、体調を崩しやすくなるので、そんな冷えからみんなを守っています。蓄熱性能を利用し、インテリア用品の開発により、理想的なエコ住宅を実現しています。

 

加茂繊維の使命は様々なシーンで人を冷えから守ることです。加茂繊維にかかわる全ての人がより健康で豊かな人生を歩み続けることのできる、商品やサービスを日々創造し続けています。また、近年若い人が県外にでているので若い人が働きやすい未来を作ろうとしています。

 

加茂繊維のSDGs貢献

加茂繊維は「持続可能な開発目標」に積極的に取り組み貢献しています。

 

加茂繊維は新・機能繊維素材「BSファイン」を活用した素材・商品開発などを行い、ノンカーボン素材の提供による環境負荷低減への貢献をしています。環境整備や品質・能力向上に向けた日々改善提案継続による品質の維持向上により不良品率0.5%になっています。 他にも教育面で、地球の小中・高等学校での講演活動の継続などをしています。また地元の人材を積極的に採用や、地域プロスポーツへの協賛もしています。

 

 

 

「BSファイン」が誕生するまで

いまや加茂繊維株式会社の看板商品となっている「BSファイン」関連商品。その「BSファイン」の原料となっている天然鉱石の「ブラックシリカ」との出会いはまさに「奇跡的」でした。

 

ある時、社長の友人から「面白い鉱石がある」と言われたそうです。その「ブラックシリカ」の上に氷を置くと、ものの十分で溶けたのです。社長は「何かある」と思ったそうです。「役に立ちたい、何かやりたい。」それを繊維にしようという強い思いから、「BSファイン」が誕生したのです。

 

大きな「夢」を持つ

 

社長に、私達中学生に考えてほしいことについて聞いてみました。

 

私たち中学生に考えてほしいことは、「大きな夢」を持つこと。確かに加茂繊維株式会社は「日本一、世界一」という高い目標をもってビジネスをしていますね。

 

また、いつか自分がうまれた街を自慢できるように、「なんでもいいから一番になる」というように競争をすること、そして、後悔しないように「自分で決めること」が大事だそうです。

 

「日本を背負っている」 という意識

次の世代につなげていきたいこととは、自分の国「日本を背負っている」という意識を持ち、例えば言葉遣いを正しくするなど、「正しいことを、正しく」ということだそうです。そして、「日本を背負っている」という意識を持つと、やることが具体化できるのです。

 

校内掲示新聞『今日も私はBSファイン』

 

 

取材・写真撮影・執筆 津山中学校7期生

 

 

 

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