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津山中学校×マルイ新聞

岡山県北地域の学生×いーなかえーる

マルイ

岡山県北地域の学生とのコラボ企画!

いーなかえーるでは、これからの地域を担うこどもたちにとって、「岡山県北地域が帰りたい故郷」になるように、学生のときから地域の “もの” や “こと” にふれる機会をつくっていければとの思いで学生とコラボ企画をおこなっています。

 

今回の記事は、 令和3年度の津山中学校1年生(第7期生)とコラボ。この記事は、課外授業「職場インタビュー」で津山市のマルイを訪れた際のものです。学生自ら取材・写真撮影や執筆、さらには校内に掲示する新聞も作成しました。ぜひ最後までご覧ください。

目次

地域の活性化!!!!

皆さん!自分の将来の夢、将来像などはありますか?もし地域で働くことについて考えているのであれば、どう働くかなど、明確とした目標はありますか?漠然とした思いだけがあり、まだ決まっていないという方も多いでしょう。その具体的なことを決める手伝いとしてマルイの真木亮子さんに働くときにどうすれば良いかを聞きました。

 

真木さん曰く、視野を広げることが大切ではないのか、とおっしゃられていました。また、働く時に何を優先するかということも大切、ともおっしゃられていました。視野については沢山の異なる意見を聞き、受け入れ、ポジティブな考え方をすることで視野が広がるのではないか、と個人的に思います。

 

また、都会に出て働くか、地元で働くか、どちらを優先するか、ということもおっしゃられていましたが、どちらを優先すれば良いのかはその時にならなければ分からない、と個人的に思います。

 

「大人側にも課題がある」ともおっしゃられていました。地元づくりをしていくことで津山での働き手が増える、という見方もあり、大人側共に津山市の課題ではないのか、と述べられていました。

マルイ〜会社について〜

マルイが営業しているのはスーパーだけだと思いますよね?ね?違うんです‼いろんな事やってるんです。そのグループ会社数はなんと10社‼多いですよね。これからその中からいくつか取り上げて説明しようと思います。また、マルイがどのような活動をしているかも説明していこうと思います。

 

マルイの経営基本方針

お客様との絆取引先様との絆

社内の絆地域との絆

 

絆を大切にし収益構造の改革

岡山県北部を中心に、山陰地方にもスーパーマーケット事業を展開している。商品の鮮度・品質・価格にこだわり、地元企業との商品開発を行っています。

 

次は株式会社マムハートホールディングスの子会社株式会社エスマートです。鳥取県を中心にスーパーマーケット事業を展開している会社です。また、鮮度・価格・信頼をモットーに日常に笑顔をおとどけすることを目標にしています。

 

3つ目は株式会社バッカスです。酒類販売店として活動している会社です。この会社は「三感」を大切にするということを経営方針として活動している会社です。三感とは感謝:感動:感激のことです。健康、家族、お客様、職場、地域と全てに感謝を忘れず、物事に対して感動できる感受性を大切に、いつでも自分自身の中に感激できる心を持ち続ける。という経営目標の下で働いている会社です。

 

マルイの活動~MaruiEngagementCapital~

寄附付き商品〜1buy,1love

マルイは寄附付き商品を1点買うことによって3円を地域の小学校に用途を限定しない、自由度の高い学校支援金として寄附を行っています。これまでの成果として支援校は170校、累計寄附金額はなんと驚愕の5,300万円以上。これからも誰もが無理なく行える身近な地域貢献プログラムとして地域の未来を担う子供たちへの支援活動を継続していくそうです。みなさんもマルイに行くことがあったら是非寄附付き商品を積極的に買ってみてはいかがでしょうか。

マルイの歴史

皆さんおなじみのスーパー「マルイ」は1931年に石原章さんが設立し、津山市の元魚町から始まりました。

 

当時の食料品店は、得意先の家を訪問し、予め持参した商品の中からしか商品の購買ができませんでした。創業者の石原章さんはお客様が自分で商品を選び購入する「お客様が中心となった商い」を目指しセルフサービスを導入しました。そして、お客様のことを大切に考え、良い商品を仕入れることにこだわり営業を続けたため順調に売上を伸ばし、1958年に株式会社マルイを設立しました。

 

また、お客様の視点にたったお客様にとって本当に価値がある商品を揃えるということにこだわり、これを正しい商いだと考え現在も大切に受け継がれています。

 

1977年にショッピングセンターイーストランドを開設。1996年には鳥取県へ初出店をし、倉吉中央店を開設しました。2015年に寄付つき商品(一品買ってもらうごとに色々な地域の学校に必要なものを寄付すること)を販売開始し、COGCAカード(電子マネー)を導入しました。そして現在2021年90周年になりました。

マルイの誕生秘話

皆さんは、「マルイ」という会社名の由来を知っていますか?

 

今回は本部の方に、由来を聞いて来ました!!マルイの創業者である石原章さんが市場に仕入れに行った時、石原さんが買った段ボールに「これは石原さんのもの」という意味で「イ」に丸印をしていたという話が、社名の由来だそうです。創業者が丸井さんだったのかなと思っていたので、意外な話で、聞けてよかったと思いました。(↓箱のイメージこんな感じです。)

 

 

マルイといえばチューリップと歌ですよね。なぜマルイのシンボルがチューリップになったのか?それは、元会長のお子さんの好きな花がチューリップであったからだそうです。また、チューリップの花言葉が「思いやり」であったからだそうです。歌は社長が作詞し、友達に作曲してもらったそうです。社長の熱い思いがつまっています。店内に入ったら曲が聞こえてくると思うので聞いてみてください。

 

 

↑カードには、歌詞に出てくる○△□が

デザインされています。

マルイの色々な工夫!!

皆さんも一度は行ったことがあるであろう「マルイ」。今回私達3班は「マルイ」に行って、商売・営業のプロに、お客様に商品を買っていただくための工夫やお客様への対応について聞いてきました‼

 

商品の数が少ない場合、数を多く見せるために、段を使っているそうです。また、鏡を使用して、売り場に奥行きを持たせています。これは私も知っているのですが、一度間違えて鏡の方へ手を伸ばしてしまったことがあります。とは言っても、たくさん商品を置いたら良いという訳ではないんですねぇ。生物(なまもの)などは重ねすぎるとよくないので、並べる量には気をつけないといけません。しかし、数を減らすと、すぐに売り切れてしまうという事案が発生します。とても微整の難しい仕事ですが、細かい心遣いは私達の心に届いています。

 

 

さらに、地場野菜コーナーをつくり、地域の野菜を取り扱い、「地産地消」を推進しています。「食品ロス」の課題についても、と工夫を凝らされているそうです。「値引き商品」と書くと購入するのにす気が引ける方もいらっしゃるので、「食品ロスの削減にご協力お願いします。」という表現をするなど、ニュアンスを工夫されています。

 

また、お客様に対しては、当たり前ではありますが、自分が言われて嫌なことは言わないことを気をつけているそうです。一方で、常連さんになってくると、砕けた口調で話すことが増えるとお聞きしました。これは地域のお店ならではですね!

 

 

このように、マルイでは様々な工夫をされています。ここには載せきれませんが、皆さんも今度行ったときには、確かめてみてください!!

 

今まで一番楽しかった仕事

はじめに、皆さん仕事って面白くないと思っていますよね?でもなかには面白いやつもあるじゃないですか?例えるなら、テスト勉強中にテスト範囲にある算数パズル的なやつです。今回はその楽しい仕事を二人の従業員の方に聞いてきました。

 

メイカンファレンス

1人目の従業員の方が楽しいと思っている仕事メイカンファレンスです。メイカンファレンスとは1年に1回全店舗を休業として全社員総勢1400人が津山の本部に集まり、ホテルなどを一棟まるごと貸し切りにして出し物や食事などをするそうです。この話を聞いた時、確かに楽しそうだなぁと思いました。しかし、今はもうやっていないそうです。

 

発注

続いて2人目の従業員の方が楽しいと思っている仕事は発注です。その理由は、商品の品切れなどをみて発注するので売れ行きがわかるからだそうです。この理由を聞いた時、「なんか数学的でいいなぁ」と思いました。

 

まとめ

マルイの仕事場では仕事を面白くないと思うことはなく、お客様の笑顔を見ているだけで楽しいそうです。

地域で働くことができる!!

地域で働くことができるのは、「働いていて楽しい」、「働いていて良かった」などと思うときがあるからだと思います。そこで、マルイの方々に地域で働くことの原動力は何か聞いてきました。私たちは地域で働くことの原動力と働く上でのモットーを米井厚子さんに聞いてきました。

 

地域で働くことの原動力は人と接することとおっしゃられていました。例えば、お客様と話をすることや人と関わることだそうです。また、お客様に喜んでいただけることやお客様からの言葉も原動力だとおっしゃられていました。

 

働く上でのモットーは周りと仲良く、ミスなく仕事をすることだとおっしゃられていました。また、周りと仲良くするには、ちょっとしたあいさつが大切だとおっしゃられていました。コミュニケーションを大切にしていらっしゃるそうです。そして、「おはようごさいます」といわれて「おはようごさいます」と返すのはただの返事だとおっしゃられていました。なので先にあいさつするようにしていらっしゃるそうです。また、魚売り場を担当している濱さんは、美味しい魚をお客様に売るように、というモットーで働いていていらっしゃいます。

 

因みに!!出勤時はいつでもあいさつは「おはよう」だそうです!!皆さんの身近にあるマルイでは、このような原動力やモットーで働いている方が沢山いらっしゃいます。

編集後記

ここまでマルイの「知らなかった」「そうだったのか」というような秘密を書いてきましたが、改めて「働くって大変だな」と思いました。

 

でも、マルイで働いている方々は、皆さん充実されていると感じました。クレームをつけられて腹の立つ日もあるでしょう。地域で働く中で「都会の方が良かったかな」と考えることもあるでしょう。それでも、「やっぱりここがいい」と思えるのは、この地域を愛しているからだろうし、マルイの働く環境が整っているからだと思います。お話の中にあったように、「1回都会に出ても、また帰ってきたいと思える地域づくり」が大事だと思います。田舎の不便さを嘆くのではなく、より良くしていくためにどうすればよいか、を考え、実行していくことが、私達にできることだと感じました。私達中学生には、大人ほどの力はありません。ですが、中学生が訴えるからこそ響くこともあると思います。

 

これからは、できることが限られている中で、自分にできることを模索していき、地域の良さを発信していきたいと思います。インタビューに答えてくださった皆さん、マルイで働かれていらっしゃる皆さんありがとうございました。

 

最後に。人事部の真木さんにパンを買っていただきました!!すごく美味しかったです!!皆さんぜひ買ってみてください!!真木さん、有難うございました!!

 

 

 

校内掲示新聞『マルイ新聞』

 

取材・写真撮影・執筆 津山中学校7期生

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