[Uターン・Iターン・移住]
いーなかえーるは、岡山県北の
求人情報をご紹介します

岡山県北で求人広告をお考えの企業様

[Uターン・Iターン・移住]いーなかえーるは、岡山県北の求人情報をご紹介します

スポーツを身近に、人生をエキサイティングに

後編株式会社Globe 代表取締役

関元 崇志

津山市

株式会社Globeの代表取締役 関元崇志さんにお話を聞きました。

 

#運動習慣の大切さ

#スポーツの新概念

#運動をもっと身近に

#社会性を育む教育

#人生の目的

index

7課題感とやりたいことがマッチしたGlobe Sports Dome

丸尾

それでは後編です。
前編はこちら> 株式会社Globe 代表取締役 関元崇志 (前編)

丸尾

このGlobe Sports Domeは以前グリーンヒルズ津山の中にある、グラスハウスという施設で、主にプールなどとして運営されていましたね。

関元

もともとこの施設自体は、他社が津山市から指定管理を受けていて、契約が満期になると同時に、維持コストがかなり大きかったということで、コストを抑える必要があるために、継続できないという形になっていたようです。

 

そもそも僕は、以前からこの「グリーンヒルズ津山をどうにかしたいな」という思いがありました。なぜかというと、ランニングに来たり、イベントを開催したりしていた中で、すごくこの環境は「もったいないな」と感じていました。

グリーンヒルズ津山に立つGlobe Sports Domeのサイン
丸尾

このグリーンヒルズの環境はすばらしいですよね。

関元

駐車場もあるし、西東に分かれて面積も広く、遊具もあるし、ちかくにカフェもあるし。野菜を販売するサンヒルズがあったり、ペンタホールも、会議室もあって、環境が整っているので、津山の人たちがもっと訪れるようになったらと思っていました。

 

そこで津山市が用途の提案を受け付けるサウンディングをされていたので、「芝生でヨガ」や、子どもたちで「芝生でかけっこ」とか、普段やっていたプログラムをアウトドアでやってみる取り組みで、一度、参入させていただきました。

 

そのときに手応えがあったのと、もっと言うと2010年に独立して、2011年にグリーンヒルズ津山にあるレストランで、1周年パーティーをしたんですけど、そのパーティーの日の昼間はグリーンヒルズ津山を使って駅伝を開催したんです。そのときからこの環境はもう「ここは運動する環境でしかない」と思っていました。

 

いろんなことができるし、「どうにかしたい」という想いもあり、このコロナ禍というタイミングも、私たちとしては運動だけじゃなくて、人が集まって何か楽しめる空間をつくりたいというのも全てマッチしていました。

緑に囲まれたグリーンヒルズ津山に位置する Globe Sports Dome
丸尾

構想はいつ頃からイメージされていたのですか?

関元

ここがプールだった時も何回も訪れたことがあるんですけど、ずっとこの中にトラックつくったり、BMXやスケボーしたり、僕が野球好きなのでネット張って野球したりとか、オフシーズンとか寒い時期も、これだけガラス張りだと日光当たって暖かいし、いいんじゃないかと頭の中で考えていました。

 

そしてその絵を具体的に描いてみると、これはいいモデルになって、いいスポットになるなという感触があったのと、あえてこのコロナ禍のタイミングだったので、手を挙げました。

8ここをみんなとワクワクおもしろい場所にしていきたい

丸尾

今後このGlobe Sports Domeをどのような場所にしていきたいですか?

関元

Globe Sports Domeには、多種多様の中身があるということが大きな特徴で、一つの競技に特化した施設ではないので、私自身もいろんなことにチャレンジしていきますし、皆さんにもいろんな楽しみ方を知ってほしいという思いがあります。

陽の光がふりそそぐ開放的な全面ガラス張りのアリーナ
丸尾

いろいろな用途に使えそうで、ワクワクしてきますね!

関元

例えば体力測定のイベントだったり、企業でバスケット大会をしたりとか、運動会をしたりとか、綱引きをしたりとか、もっと言うと、“逃走中”をこの中でしたりとか。

 

先日はバーベキューをプールサイドでしたんですけど、こんな施設があるんだよというのを知ってもらったりとか、ここを使ってみようと思ってもらえる人を増やしていきたいですね。

プールの形状を活かしたフィットネスセクション。複合的なトレーニングが可能
丸尾

すごくリゾート感もありますし、本当にスポーツにとどまらず使えそうです。

関元

スポーツだけじゃなくて、例えばアパレルイベントをするとか、音楽アーティストに来てもらってイベントをする、写真撮影を行うなど、何かそういう様々な取り組みができたらいいなと思っています。

 

スポーツだけにとらわれないようなドームに、みんなにしてもらいたいなと。「こんなのしたいんですけど!」と言ってもらえる人が、毎日のように来てもらえるようになることが、私自身の今の目標というか、今描いている夢という感じですね。

開放感のあるプール。Globeのロゴが記されている
丸尾

みんなと面白い場所にしていくことができたら最高ですね。可能性は無限大というか。

関元

まさにそうなんです。先日、ドームすべての電気を切って、見上げたら空がすごいんですよ。夕方なんかもすごい夕焼けもきれいですし、風も入りますし、ドーム内の人工芝のところで、キャンプ用のテントを張ってみんなで泊まろうとか、そういういろんな発想が生まれればいいなというのは感じています。

アリーナからは、常に周囲の自然が視界に飛び込んでくる

9「できないといけない」ではなく、「できなくてもいい」に

丸尾

レプタイルとしても、毎月の全社会議などを、Globe Sports Domeで開催できるかなと思いました。ホワイトボードつかって会議とか打ち合わせとか、ブレインストーミングとかもできるし、その後体動かしてとかという、意外と気軽に使っていいのか!と。

関元

この前、津山市新任教職員40人ぐらいの研修会をここでしたんです。会議室でホワイトボードだったりプロジェクターを使用して議論したり、みんなでアリーナでリズムジャンプをしたり。その後自由時間となったら、みんなで中で遊ぶ人もいれば、カフェでお茶する人もいるというような形が取れました。

人工芝や、いろいろな構造物もあり「逃走中」もできそうでワクワクする
丸尾

そうですよね。経営者視点からみても活用したいですね。

関元

あとは、保育園さんに開放して使ってもらう予定があります。

10月から契約が決まっているんですけど、例えばバスを持たれている園さんは、ちょっと軽いプチ遠足みたいな感じで来て、中で遊んで、外ではちょっとグリーンヒルズで散歩して帰るのも良いと思います。

丸尾

素晴らしいですね。ちなみにレプタイルの運営するプログラミング教室でも、そういった保育園との連携があるのですが、保育園自体の付加価値にもなりますよね。

関元

そうですね。そして思うことがあって、今、専門学生に指導に行っているんですけど、若い方だと「できないことを嫌がる、怖がる」のと、そうなると「やろうとしない」子が多いんです。

バスケットコート、バドミントンコートなどとしてもフロア利用が可能
丸尾

できないと恥ずかしい、失敗を恐れるといった感じですね。

関元

むしろ「できなくていいんだよ!」という精神を若いころから根付かせたいと思っています。実際それを根付かせるのはめちゃくちゃ難しいと思うんですけど。

 

むしろ「できないことが、ええんちゃう?」みたいな感じになるその雰囲気って大切だなと感じるので。それは子どもだけじゃなくて大人もそうですけど。

フロアにはボルダリングも。バスケットコートのフェンスなどはストリートな雰囲気

10ここを、そして津山を笑顔であふれる場所に

丸尾

最後に、関元さんが今大切にされている言葉を教えてください。

関元

答えようとしたら、ストレートすぎてめっちゃ恥ずかしい(笑)。聞かれてすぐ答えるのは「愛」です。愛でカタチをつくって、愛で伝えないと、愛もまた生まれないので、そういった意味で大切にしています

 

2人目の子供が昨年生まれたんですけど、「愛」という文字を名前に入れました。「愛」を「吹く」で「いぶき」という名前に。何か愛を吹かせる人間になってほしいのと、ここが愛で包まれて、津山もすごく愛がある街にしたいなと思っています。

丸尾

とてもすてきなお名前です。愛は大切ですね。

関元

そして、常に意識しているのは「笑顔」です。自然の笑顔って大切だなということと、笑顔って伝染するじゃないですか。「笑顔の感染力」はコロナよりも強いと思っているんですよ。

 

たとえマスクをしていても、自然な笑顔って目元だけでもわかるんですよね。だから、ここが笑顔であふれる場所となったときに、いろんな意味でも風通しもよくなるし、最終的にはここが皆にとって必要な場所になっていくんだと思います。思っているだけではもちろん駄目なんですけど。笑顔の感染力はヤバイです(笑)。

スポーツを身近に、人生をエキサイティングに

株式会社Globe

“Exciting Days !!” を理念に、人生100年時代に向け、いくつになっても様々なことに前向きにチャレンジでき、そのチャレンジを支える体が思うように動かせるように。「健康」をサポートするフィットネス、パーソナルトレーニング、ヨガ、ダンス教室など様々なサービスを展開。

 

Globe fitness & studio (岡山県津山市京町80)

GlobeSportsDome(岡山県津山市大田512)

 

お話を聞かせていただきありがとうございました!日頃からオフィスフィットネスやスポーツテスト、スポーツジムなど社員共どもお世話になっております。改めてお話を聞かせていただき、まさに理念とされている、“Exciting Days!!”(私としては「日々にワクワクを!」と解釈しましたが)を地域の人たちに提供されているのが強く伝わってきました。

 

また、「2万分の1万」のお話しでも、シンプルですが私たちの人生の本質について示唆を得ることができたお話しでした。これからのGlobe Sports Dome含めGlobeの展開がとても楽しみです!関元さんは大阪からUターンのかえーる人で、これからのスポーツ・運動の定義を変えていく「かえーる人」でした。

 

【さらに編集後記】
僭越ながら関元さんとクラウチングスタートを一緒にさせていただきました!突然の要望にこころよく応えてくださりありがとうございました。

 

陸上のトラックで走ると、これもまた“Exciting”でした。また来年も、レプタイル社員のスポーツテストもよろしくお願いします。

 

 

  • 取材日:2022年8月29日
  • 撮影地:Globe Sports Dome(岡山県津山市)
岡山県北で
はたらく
くらす
かえ~る人