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未知の世界にもおそれず飛びこんだら出会えたやりたい仕事と第3の居場所

赤松 愛梨(あかまつ あいり)

レプタイル株式会社

津山の拠点INN-SECT(インセクト)のオールラウンダー

所属は地域事業部で、主な仕事はカフェ&ゲストハウス&コワーキングの複合施設「INN-SECT(インセクト)」の運営です。商品開発やイベント企画、広報、マネジメントなどを担当しています。INN-SECTは津山駅から徒歩10分の場所にある3階建ての建物で、以前は津山信用金庫の中央支店として使われていました。そのため大きな金庫や重厚な扉など随所に銀行の面影が残っており、特に金庫を改造したカフェの小上がりは小さいお子さま連れのお客様に人気のスペースです。

 

 

1階 ― カフェ

ランチやスイーツが楽しめるカフェでは、メニューの商品開発や、「カフェ貸し切りプラン」「作家さん向けレンタルボックス」といった空間利用における商品開発、SNS投稿による集客などを行っています。※2024年1月にカフェはテイクアウト専門のワッフル店としてリニューアルオープン予定です!

 

 

2階 ― ゲストハウス

2段ベッドや半個室で、気軽かつ快適に宿泊ができるゲストハウスでは、宿泊管理や宿泊するお客様の対応、またLAC*津山拠点のコミュニティマネージャー*として、ユーザー(お客さん)と地域の橋渡し役、他拠点のコミュニティマネージャーとの交流、事務局との情報交換なども行っています。

(*Living Anywhere Commons:場所に縛られずに、日本全国にある拠点を旅をしながら仕事し暮らすことができる、コミュニティ型多拠点コリビング。INN-SECTも拠点のひとつ。全国の拠点に泊まることができる会員は、ユーザーと呼ばれる。)

(*コミュニティマネージャー:自分の理想とするコミュニティをつくるため、繋がりをつくって輪を広げていく役割。ゲストハウスでいうと、旅人と地域の人を繋げる仲介人。) 

 

宿泊者同士の交流がゲストハウスの魅力ですが、INN-SECTでもコミュニティスペースがあります。お散歩マップを見てお店に一緒に行ったり、コーヒーやお酒を一緒に飲んだりして過ごす。そんな新しい繋がりが生まれ「またここに来たい」と思ってもらえる場所づくりに励んでいます。

 

 

3階 ― コワーキングスペース

電源・モニター・高速Wi-Fi完備で、集中して作業できるコワーキングスペースでは、利用希望の方の対応を行っています。


多忙時以外、調理や清掃などの現場業務はアルバイトさんにお任せしています。そうしたアルバイトさんへの指導やマニュアル制作などの仕組みづくりを行うとともに、働きやすい環境づくりも行っています。

社会への不安に打ち勝った熱意

今でこそ幅広い業務を担っていますが、前職は岡山市内のホテルで調理人をしていました。津山出身で地元高校の食物調理科卒業後に就職し、宴会場やレストランなど一通りの業務を経験しましたが、あまりしっくりきておらず地元に戻って働きたいと思っていました。地元はもちろん家族が大好きなので、ひとり暮らしも寂しくて。

 

そんな時いーなかえーるでレプタイルの求人を見つけて、募集職種の「SNSマーケター」というきらきらしたワードと楽しそうに働く女性社員の写真にピンときて、その場で電話しました(笑)

ただ「高卒という学歴が社会で受け入れてもらえるのだろうか」という不安や劣等感もありました。しかし、参加した会社見学会でとても優しく対応してくださり「この会社に入りたい!」とさらに強く思いました。ですが、当時パソコンを触る機会もあまりなかったため通信講座を受け、職業訓練校にも通い自信を付けた後に応募し、レプタイルに入社しました。

 

今までの経験を活かして新しい仕事に挑戦

入社当初は、レプタイルの自社サイトやSNSで情報発信業務を行っていました。ある時、INN-SECTのカフェメニュー「季節のパフェ」をつくる機会があったのですが、それが好評で、カフェの商品開発にも携わるようになり、INN-SECTの運営も任せてもらえるようになりました。今まで培ってきたスキルを活かして「これつくってほしい!」という要望を聞いて再現することが得意だと気づきました。「どうしたらスタッフも調理しやすくなるのか?」といったオペレーションの仕組みを考えるのも面白いです。

 

そうして開発したメニューを撮影、SNSに投稿して集客も行っています。自分の考えた施策で良い反応があったときはやっぱり嬉しいです。投稿の質、特に写真のクオリティを上げることに力を入れています。撮影の小物選びから意識して若い世代に絞り広告を出したところ、地元の大学生のお客様も増えました。今後、もっと来てもらえるように大学生向けのインスタキャンペーンやイベントを企画中です。INN-SECTに携わり始めた頃は、以前と同じ調理業務をしていることに少し不安を感じることもあったのですが、今ではSNS運営で集客も担当していて気づけば当初憧れていた「SNSマーケター」になっていました。

 

ゲストハウスという未知の世界に飛び込む

津山が地元ではありましたが、入社するまではINN-SECTのような場所があることも知らなくて。実は、ゲストハウスも行ったことがなく未知の世界でした。

 

そんな状況にも関わらずLACのコミュニティマネージャーに認定していただいたので、勉強のためにいくつかのゲストハウスを見に行きました。旅界隈で有名な「合同会社ギルド」のシャンディさんに紹介していただき、いろんな方と交流し「ゲストハウスって何?」という状態から「人との交流があって楽しい場所」という印象に。その時にユーザーさんと交流できたこともあって「LAC award(2022年夏)」という企画で「おすすめコミュマネ部門 全国3位」の称号をいただきました。

 

LACのコミュニティマネージャーは、旅人や地域の人を繋げて「また津山に来たい!」と思ってもらえるように橋渡しをする役。INN-SECTでは今はユーザーさんとの1対1が多いのですが、複数ユーザーさんが来てくれるようになったら、その方達同士で仲良くなってもらえるよう良い感じに繋げたいです。もちろん私に会いに来てくれるのも嬉しいのですが、津山で友達ができて「あの人にそろそろ会いに行こうかな」と次に来てもらえたら、それも嬉しいことだなと思っています。

INN-SECTをもっとみんなの居場所に

SNS集客の甲斐もありカフェは最近知名度が上がってきたのですが、ゲストハウスやコワーキングはまだ知らない方もいらっしゃるのが現状。これからINN-SECTが若い子たちの居場所にもなれれば良いなと考えています。時間をつぶす場所でなく「ここに行ったら何か楽しいことがある」という場所が津山にないなと思ったんです。INN-SECTならコワーキングで勉強できて、ゲストハウスに宿泊できる。居場所のひとつとして、INN-SECTのコンセプトである「第3の居場所」を体現していければと考えています。

 

やってみたいを叶えたい方待ってます!

INN-SECTでやってみたいことがある方、そして「こんなもんでいいんじゃない」じゃなくて「こうしたらもっと良いのでは」と試行錯誤しながら一緒に頑張ってくださる方、大歓迎です。例えば「こんなイベントを企画してみたい」とか。やる気と根気があれば何でもできます!成果が目に見えるので楽しいですよ。

 

以前の私は、言われた以上のことはできない人でした。今は誰かに言われて仕事をするのではなく「これどうですか?」と自分から発信するように心がけています。これができるのもレプタイルならでは。全く経験のない私でもいろんな挑戦をさせてもらえて、めっちゃ濃い20代を過ごさせてもらっています。「これやりたいです」を本当に叶えられるチャンスです!こんな経験がしたい方、ぜひぜひ一緒に働きましょう!

 

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