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他業種での経験こそ、最大の強み。地域の教育をIターン転職者が変えていく

羽様 晃司(はざま こうじ)

レプタイル株式会社

サラリーマンから、まったくの畑違いだった教育者の道へ

2021年3月にレプタイル株式会社に入社しました。以来、教育事業部に所属しており、レプタイルが運営するTTTこどもパソコンプログラミング教室の津山田町校の教室長をしています。具体的な業務内容としては、こどもたちを見てくれるメンターへの指導やアドバイスを始め、カリキュラムづくり、保護者対応やお金の管理まで。教室全般のことは教室長の仕事です。レッスンに入って、こどもに教えることもよくあります。その他にも、広報活動やイベント企画などのマーケティングに関わる部分まで、教育事業部としての仕事にも幅広く携わっています。

2022年1月現在、当社の教育事業部には私と岡山校教室長の山崎、そして真庭校教室長でマネージャーの藤原の計3名がいますが、その中では異質な存在かもしれません。他の2人はレプタイルが本社を置く岡山県北の出身者ですが、私は関西の出身。さらに言うと、2人が大学の教育学部を出ているのに対し、私は理系学部の卒業生です。教育とはまったく違う、畑違いの業界・職種からの転職組なんですよ。

自身の働き方を変えるために飛び込んだベンチャー企業

私が岡山県北へ来たのは、新卒での就職のためです。入社後は、健康食品や化粧品の魅力をお客様に合わせて伝え、販売まで行う仕事をしていました。私はお客様と直接関わることが好きであったため、当時は楽しく働けていたと思います。ただ2年目以降になると、自分に求められる役割が少しずつ変わってきました。当然と言えば当然なのですが、人材の育成や管理など、マネジメント業務がメインになってきたんですね。それに伴い、お客様と直に接する時間はどんどん減ってしまって。この仕事内容の変化をきっかけに、自身の働き方に少しずつ違和感を覚えるようになりました。

元々私にはサービスの企画・開発から販売、お客様からの声を集めてフィードバックしを改善させるところまで、お客様に近い立場にいながら事業全体に関わりたいという想いもずっとあって。それなら、働き方を変えた方がいいんじゃないかと思い至り、転職を決めました。

転職先にレプタイル株式会社を選んだ理由のひとつは、ベンチャー企業だったから。スピード感を持ってどんどん新しいことにチャレンジするベンチャー企業なら、自分のアイデアを出しやすいだろうし、いろいろなことに幅広く挑戦できると思ったんです。そしてもうひとつの理由は、教育事業そのものにも魅力を感じたから。近年、都市部と地域の教育格差が問題視されるなかで、教育事業ってすごく可能性があると思ったんです。地域を元気にするために活動するレプタイル株式会社にできることはきっとたくさんあるだろうと。ここでなら私が望む会社、部署の事業全体にかかわりながら、かつ、お客様とも直接かかわる働き方を実現できると思いました。

大人相手の仕事にはない、先生としてこどもと接する難しさ

転職を経て、私はサラリーマンからこどもたちの先生となりました。学生時代、こども向けの理科実験教室の運営に携わっていた経験があったため、転職し、こどもを相手に働くことにも正直あまり不安は感じていなかったんです。でも甘かったですね(笑)。

前職で大人を相手に仕事をしてきた私は、特にこどもとの関わり方の難しさを痛感しました。例えば、こどもがレッスン中に関係のない動画を見始めた時。注意したら見るのをやめるかといえば、そう簡単にはいかず、なかなか素直に話を聞いてもらえません。怒ってもいいのですが、まずは、「何見てるん?」「それ学校で流行ってるん?」「それ何時まで見よっか?」みたいな感じで、少しずつこどもに寄り添うことで、信頼を築いていくことが大切だと、教育事業部の2人のこどもとの関わり方を見て気がつきました。

また教育事業部の2人と一緒に働くなかで、こどもが成長の過程で関わる大人の言葉の大切さを感じています。接し方一つで、こどものやる気や興味関心は大きく変わります。コミュニケーションには気を使いますが、こどもとの関わりの中で、自分自身も学びながら成長していると日々感じています。

もともと教育者でなかった自分にこそ、できることもあるはず

レプタイル株式会社に転職してからと言うもの、本当に私の仕事の幅は広がりました。教室の運営以外にも、イベントや事業を企画・実施する機会も得られるようになりましたから。まさに入社当時に思い描いていた「事業全体にかかわる働き方」ができていると思います。

教室や外部でもイベントを開催する機会は多いので、自分のアイデアを企画にし、実施してフィードバックをもらう一連の流れを何度も経験できるんですよ。しかも私1人で考えるのではなく、経歴も個性もバラバラな教育事業部の2人と一緒にアイデアを形にしていくので、自分にない視点を学ぶこともできる。学生時代からずっと教育の世界にいる2人と話していると、私には見えていないものがたくさん見えているんだろうなあと感じるんです。

でもそれって、2人にとっての私もきっと同じなんですよね。教育とはまったく異なる世界でお客様を相手に働いていた私だからこそ、教育一筋できた2人には出せないアイデアを提供できる。こどもたちに対しても、親と教育者以外の大人と接する時間を提供できます。私自身、こどもの時に関わる大人の存在が、その子の人生に与える影響ってすごい大きいなと思っていて。いろいろな人と接することが、その子の将来の選択肢を広げる何かきっかけになるとすれば、都会に比べると地域にはそういった機会が少ないです。だからこそ、もっと地域のこどもと社会を経験した大人が触れ合う機会があってもいいんじゃないかなと考えています。

当社には1年に1つ、新しい事業を作ろうという社風があります。だから今後はイベントだけでなく教育事業部として、または個人として新しい事業も立ち上げてみたいですね。こども向けのプログラミングだけでなく、地域の大人や企業をもっと巻き込んで幅広く教育の機会を提供するとか。レプタイルの事業を通じて教育の機会を得た人が、今度は次世代へと教える側に回り、教育の循環が広がっていく。そうして地域がより魅力的になって、将来「地元にのこりたい」と考えるこどもたちが増えてくれるといいですよね。

未来の仲間にメッセージ

常に改善点や課題、企画を考えることがくせづいていて、自ら仕事を生み出せる人はレプタイルで働く適性があると思います。あとは前のめりに、仕事もプライベートも自分の人生の一部として楽しめる人となら、ぜひ一緒に働いてみたいですね。

また、私のようにこれまで教育に縁がなかったという方も大歓迎です。先生ではなかったあなたが教室でこどもたちと接する時間は、きっとこどもたちにとって意義深いものとなります。むしろ、こどもたちはいろいろな大人と接する機会を必要としていますので、教育事業部の仕事に興味を持たれたのなら、ぜひ挑戦してみてください。

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